関西では、数日続いた梅雨の合間の晴天も一区切り。台風の影響で「傘マーク」が出ていた7月4日。うまく予報がはずれ、天気は充分持ちこたえたものの、フェーン現象のせいで、とにかく暑い!不快指数もかなりのものです!そんなコンディションのなか、バーベキューをしましたが、時折吹く風には、少々生暖かいものの、唯一ほっとさせられました。国内でも最大級の馬術競技施設を備えた「三木ホースランドパーク」の一角にあるレストラン「フォレスト ミオ」のバーベキューテラスに集まったのは、関西の気心知れたいつものメンバーの亀和夫妻、岩橋夫妻、山成夫妻と美優ちゃん、私と家内、それにはるばる恵那から3時間半かけてダイちゃんを伴い駆けつけてくれた杉本夫妻が加わり、小人数ながら、神戸ビーフと冷えたビールでご機嫌なランチタイムを過ごすことが出来ました。もちろん犬たち(アレックス、ラビソン、エレナ、ダイアン)もテーブルの脇で、十分(臭いを…)味わうことが出来ました。育ちの良さか、いつも上等の肉を食べているせいか、ワンワンとせがむこともなく(お皿を持って歩くと「お座り」してよだれをたらしたりして…)、落ち着いたものです。満腹の後は、デザートの手巻きの「黒豆アイスクリーム」を持って(のつもりが、暑さですぐに解けてしまうので、待ったなしで口の中へ…
このときばかりは冷たーいのにありつけたワンちゃんも♪)、テラスに続く森の木陰へ移動。車座になって熱くディスカッション。12月5日に関西ではじめて開くショーの打ち合わせに夢中になっていると、あっという間に時は過ぎていきました。
帰り支度も整え、最後にショーの会場となる「緑の広場」まで車を連ねての移動。途中横目に見る広場では、どこかの愛犬団体の「わんわんパーティー」の真っ最中。Pに駐車し、早速パーティーへ潜入。色とりどりのテントがぐるりと張られ、いるわ!いるわ!コーギーが、ラブが、ジャックラッセルが、大小たくさんの種類の犬たちが何十頭も走り回っている。これはいったい何をしているのか?そうです!! 今はやりのドッグスポーツ「アジリティ」の大会をやっていたのです。私も、長年犬飼いをしていますが、ライブでアジリティの大会を見るのは初めてでした。犬とハンドラーのコンビネーション、スピード感、真剣に走る犬たちの姿に感動し、数日前、横にある競技用馬場で見た馬術大会の障害飛越競技を思い出しました。どちらもタイムレースで、障害の拒否や、横木(バー)の落下が減点となるため、勝負の白黒がはっきりするスポーツに共通する緊張感とさわやかさが、会場のムードとして伝わってきました。そのとき、ふと後ろを振り向くと、見慣れたブラック&タンがいるではありませんか。なんとわれらの仲間エアデールテリアも参戦していたようです。今日の成績はどうだったのかなあ?…どこの誰かは知らないけれど万能犬エアデールとしての面目躍如で誇らしく思いました。1周880mのトラック馬場の中にあるこの広大な芝生広場を、わがATCJが、1日貸切りで好きに使える…。12月のショーをイメージし、さて、どこへ本部テントを張ろうか。犬は最低でも50頭、いや数百頭は十分収容できる。このグリーンがブラック&タンで塗りつぶされたら、なーんて…。 アジリティ会場の熱気と、あまりの暑さと、さっきまで飲んでいたビールのせいで、ついつい大それたことを考えてしまいました。(ホントはいつものクセなのです。)しかし、この広大な芝生広場(グラスアリーナ)を出来るだけ多く占有しなければやっぱりもったいない!12月のショーには、是非一頭でもお一人でも多くご参加頂き、のびのびとショーを楽しみましょう。ちょっと寒いかもしれませんが、犬たちにとってはベストシーズンです。口をきりりと結んで最高のセットアップを見せてくれるに違いありません。巨大なパーク内は、至るところ 実に美しく整備され、しかもすべてワンちゃん立ち入りOK!と、正に希少価値の穴場です。散歩だけでも十分楽しめますよ。交通アクセスも良く、名古屋方面はもとより、中国・四国方面からも日帰りできます。Pも無料で、充分な広さです。これから、関西の活動拠点のひとつとして大いに活用しようと思います。手始めに10月24日(日)には、ハンドリング練習会を予定しています。ビギナーの方も大いに歓迎しますので、お気軽にご参加ください。ショーハンドリングの習得だけでなく、犬たちの集いに参加することで愛犬の社交性が養えますよ。今回、直前の風邪で参加できなかった関西メンバーの本江さん、島田さんはじめ大勢の皆さんのご参加をお待ちしています。
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